あれは夢だったのか。ラン15km地点で小原工さんを振り切り、20km地点で藤原裕司さんを抜き、30km地点で3位を快走していた。このまま表彰台だと思った。
皆生大会が開かれた3連休はあいにくの台風。スイム中止で、代わりに1stラン8.3キロと、73キロの短縮されたバイク+フルマラソンとなった。つまり、ランを50キロ走るラン勝負の大会となった。(1stラン+バイクも、もし警報が出ていたら中止になる予定になっていたが、幸い注意報で済んだため、実施された)。スイムは今年に入って4回ほどしかやっていないので、助かった。皆生大会はこれまで、猛暑の中の大会として有名だったが、去年今年は、悪天候での大会となった。去年から参加した雨男の自分が、最悪の天気を連れてきたようだ。
後半のランを考えて、1stランは抑え目にキロ4分ペースで走る。50キロも走るのに、キロ4分以上で走ったら、脚がもたなくなると考えた。28位で余裕を残して終了。
大会前最も力を入れて練習していたバイク。前半から飛ばして、途中の坂も全力で登る、平地も踏みまくる。後のことはほとんど考えていなかった。バイクラップ5位、バイク終了時8位。
マラソン。始めはバイクの疲れが残りペースが上がらなかったが、私が追いついた小原さんに何とかついていく。10kmまで来ると調子が上がってきて、ペースを上げる。脚も心肺系も順調。このままどこまでも走れそうだ。20km地点で藤原さんを抜き、3位まで浮上。折り返しの境港「水木しげるロード」を気持ちよく駆け抜け、追い風の中、復路ペースを上げる。2位の井出さんまで2分と聞き、さらにやる気を出す。
30キロ過ぎ。同年代のライバルの福田宰さんに抜かれる。すぐに遠ざかる福田さん、さすが福田さん速い!と思っていたら、自分のペースが落ちていた。脚が重く、ストライドが伸びない。やばい。しゃがんでストレッチをしてもやはり脚が痛くて走れない。歩き始める。一人また一人と抜かれる。5位になったころには、このままではもう8位入賞は無理だと思った。瞬間、気持ちが切れてしまった。糸の切れた風船だ。
あとは、歩いたり走ったりの連続で、ゴールした時には28位。12キロで25人に抜かれたことになる。無念。
やはり練習量は正直だ。転職してからなかなか思うような練習量をかせげなかった中で、バイクは朝練でつないだ。しかし、ランが間に合わなかった。
大会の組み立ても、ランを練習していない割りにこのラン勝負の大会で攻めすぎた。
しかし、バイク、ランをつぶれてもいいからチャレンジして行って夢を見られたのは、この練習不足状態にあってレースを楽しむには良かった思う。
この経験を生かして、コリアは納得のいく結果を出せるはず。
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