茂です。
アイアンマンコリアのあった済州島から帰ってきました。
台風16号の為にスイムはキャンセル。
デュアスロンになりましたが、10時間48分15秒でフィニッシュ。
バイク:5:59:29
ラン :4:48:46
トータル: 10:48:46 (総合190位/1060人)
一見、タイムは悪く、目標にしていたハワイアイアンマンの出場権も取れませんでしたが、内容のあるレースができ、また、最後まで、粘り強くあきらめないレースを展開でき、4年ぶりのアイアンマン復帰に、感動的なゴールを迎えられました。
バイクは、おりからの強風と、終始だらだら続く登坂で、プロの柴田卓也で5時間22分(カテゴリーXで11位)、大橋くん、5時間50分(カテゴリーD17位/320人) しげる、5時間59分(カテゴリーD28位/320人) とタイムは伸びない。
Dカテゴリー(35-39才)参加者が320人でスロットは7つ。Eにいたっては350人くらいいて8つ。この2つのエイジは異様に参加者が多かった。
バイク150キロ過ぎの下りを過ぎ、再びゴールまでの登りに入った時、このまま攻めていくか、我慢するか迷いました。
どのレースでも、この150キロすぎてからのバイクの走り方が、すごくランの走りを変えると感じた。
丁度、宮古くらいの距離なら、いい感じでランに入っていたと思う。(去年の宮古は4時間フラット)
おそらく、力をセーブして、この状態を保って走れば、このアップダウンのきついランコースでも、その時点で4時間〜4時間15分くらいで走れる感覚はあった。
その分、バイクは6時間15分くらいかかっちゃうだろうから、ゴールタイムは10時間15分〜30分でいけるだろうと。
でも、そのタイムでは確実にハワイはないな、とも思った。最低でも6時間は切らないとハワイはない。
ハワイを獲りにきているのだから、そこそこのタイムでまとめても、しょうがない。
いいデータも得られないし、ひょっとしたら、足が残ってる可能性もある。
ということで、攻めていくことを決意。
しかし、ランに移ると、やはりダメ。
ランコースは五島よりもややアップダウンがあると言われているコース、2周回。
なるほど、たしかにアイアンマンハワイの長い蛇のような登りが往き4つ、帰りは3つ、たしか、あった。
でも、登りになると歩き出す他の人と違って、登り自体はまったく苦にならず、平地と同じくたんたんと走る。
これは、富士山を3回もかけ登ったり、トレランやった成果か。
むしろ、平地になって、そいつらが抜いていくのが、むかつく。
最初の23キロは、とにかく死んだふりで、楽をすることに決める。
市っちゃんの言う回復させながら走るランを意識して、力を抜く。しかし、ジョグより遅い。
でも、最後まで歩かずにいけるなと思った。
パンタくんが言う、細胞に酸素を行き渡らせるイメージ。
23キロ過ぎから、抜いていった人が次々に歩き出したのを見て、さあて自分はここから抜くぞ!と思い、ペースをあげる。
足の裏がつくたびに痛いんだけど、このときに、毎回ラン練の時にやっている1分間120ピッチの練習が役に立ち、かかとをあげず、すり足でスタスタ走ると、腰もローリングしだし、ストライドが大分のびるようになった。
ラスト10キロで更にペースを上げて、最後2キロは、キロ5分で走れた。
レース後の分析では、走り方次第で、今の力でも15分〜30分は短縮可能。
あと、ボーダーにいる選手はトランジットタイム(バイクを放してから、ランスタートのタイミングチップゾーン通過まで)も重要かと思った。3分以内だと早いほう、遅い人は6分くらいかかっている。3分ちがうと、500mくらい違ってしまう。
スイムとバイクのトランジット合わせると6分。約1キロ離せる。でかいね・・・。
あとハワイ獲得圏までの1時間の短縮は、練習を考えて、やらないと縮まらない。
まず、バイクはこのコースだと5時間45分(ちなみにデータ合宿で、TTで2分25秒差がつけられた財前くんは5時間42分)を80%で走りきれる力が必要。
そしてランを3時間45分で走ると9時間30分。
スイムは最低でも1時間10分を切る必要がある。
帰りの電車で、田村の京大の後輩、井上くんと一緒になり、話すと、「いや〜茂さん、ランですれ違ったけど、足太すぎ。韓国人より太いなと思ったもの。あれでは、物理的にも、ラン走れませんよ。練習の時の走り方が違うから、ああいう筋肉のつき方するんじゃないですか?」と言われてしまった。
す、するどい・・・足が太いのは、おそらく、フットボールのせいだが、昔から異常に筋肉のつきがよくて、トラック練でもすぐモモとかふくらんじゃうんだよね・・・スイムやって帰るともう、胸と背中パンパンにパンプしてるし・・・
肉体改造も必要だ。足をやせる方法ないかなぁ。。。フットボールも大好きだしなぁ・・・
でも、大会前は、ああこんなに練習がんばってきて、だめならもうモチベーションがもたないよ、と思っていたのに、翌日には、体は動かないのに、もう練習したくてしたくて、したくて仕方なくなっていました。
なんだろう、ああ、俺はもっと速く走れるようになれるな・・・っていう肉体的な実感があったんです!走っていて。
フットボールのW杯から帰ったら、来年2月のアイアンマンランカウイで再挑戦、ハワイを賭けてまた練習を開始します。
今回は、データ合宿で、麦草峠を二人でもがいた財前くん(23歳)が9時間32分で、エイジ2位に入りハワイをゲット。
しかし、僕らDカテゴリーだと7位が9時間28分(B5:42 R3:48)で、ロールダウンがあるかどうかというタイム。
財前に勝つ=ハワイ
ということになります。。。ゲゲゲ・・・
今回、財前にものすごく刺激を受けました。
僕が1回目にハワイを獲ったのが22歳。財前とほぼ同じ時です。
ロールダウン会場で、財前を見つけ、目が合った時、彼の目からみるみる涙が溢れて・・・。
「夢をつかんだね。やったな、よかったな」
と言って、思い切り抱き合うと、なんか、自分が自分に話しかけているかのように、僕も涙が出てしまいました。
やつの気持ちが、なんか水が流れ込んでくるみたいに、痛いほどよくわかったんです。
僕も初めての時、号泣した。ああ、ハワイにいけるなら死んでもいいやっていうくらい嬉しかった。
財前も、きっとそうだったんでしょう。
自分がハワイにいけないから、うらやましいとか、ケッ、おもしろくねぇ、とかいう気持ちは皆無でした。
ただ、純粋にハワイに身を焦がしていた、あの時の自分と財前が重なり、やつの気持ちが自分にどんどん流れ込んできて・・・
なんと言い表したらいいんだろう・・・ああ、アイアンマンは素晴らしい、自分の気持ちがどんどん、初心に返っていく。
そんな感動がありました。
財前、ありがとう。
「しげるさんも来年、一緒にハワイに行きましょう」
と言ってくれたように、俺も、がんばります!
・・・と、その前に
9/10-12、フランスでフラッグフットボールのW杯に出場してきます。
きっと、アイアンマンコリアでの戦いの経験とこれまでやってきた練習が、僕を助けてくれるでしょう。
日本一にはなったので、世界一を目指してがんばります!
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Shiggy
Saito
Team URL (Football) : http://www2.pf-x.net/~bagus/index.html
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